「これ、どうせ経費にならないよね。」
そう思ってレシートを捨ててしまっていませんか?
私たち税理士事務所では、お客様から毎日のように
「先生、これって経費になりますか?」
というご相談をいただきます。
実は、「経費になる」と思っていないものが経費になることもあれば、「これは絶対経費になる」と思っていたものが経費にならないこともあります。
大切なのは、「何を買ったか」だけではなく、「事業のために必要だったかどうか」です。
今回は、意外と知られていない「経費になる可能性があるもの」を10個ご紹介します。
① カフェ代
仕事の打ち合わせや商談、資料作成などのために利用したカフェ代は、経費になる場合があります。
例えば、
- お客様との打ち合わせ
- パソコンで資料作成
- 見積書の作成
など、仕事が目的であれば経費として認められる可能性があります。
一方で、休日に友人とお茶をした費用は経費にはなりません。
② 駐車場代
仕事で取引先へ訪問した際のコインパーキング代は経費になります。
「数百円だから…」と捨ててしまう方も多いですが、積み重なると年間では意外な金額になります。
③ コンビニで買った文房具
ボールペンやノート、コピー用紙、封筒など、仕事で使うものは経費になります。
コンビニのレシートだからといって、経費にならないわけではありません。
④ 新聞・雑誌・書籍
仕事に関係する専門書や業界誌、資格取得のための参考書などは経費になる場合があります。
例えば、
- 飲食店なら料理本
- 美容室ならヘアカタログ
- 建設業なら専門誌
など、事業との関連性がポイントです。
⑤ セミナー・勉強会の参加費
仕事に役立つセミナーや講習会の参加費は経費になります。
参加費だけでなく、会場までの交通費も対象になる場合があります。
⑥ インターネット代・スマホ代
仕事でもプライベートでも使っている場合は、仕事で使った割合だけ経費にできます。
これを「家事按分」といいます。
毎月支払うものだからこそ、見落とさないようにしたいところです。
⑦ 自宅の電気代・家賃
自宅で仕事をしている方は、仕事で使用している割合に応じて家賃や電気代を経費にできる場合があります。
「自宅だから無理」と思っている方も多いですが、正しく按分すれば経費として認められることがあります。
⑧ 名刺入れや仕事用バッグ
仕事専用として使用するものであれば、経費になる可能性があります。
営業職や外回りの多い方には欠かせないアイテムです。
ただし、普段使いとの区別が難しい場合は、判断が必要です。
⑨ 取引先との食事代
仕事上の打ち合わせや商談を目的とした飲食代は、「接待交際費」として経費になる場合があります。
誰と、何の目的で利用したのかをメモしておくと、後から説明しやすくなります。
⑩ 振込手数料
銀行の振込手数料は少額だからと気にしない方もいますが、立派な経費です。
毎月の振込が多い事業者ほど、年間では大きな金額になります。
「これは経費ですか?」が一番多い質問です
税理士事務所で本当によくいただくご相談が、
- スーツは経費になりますか?
- ガソリン代は?
- 子どものスマホ代は?
- 家族との食事は?
- ディズニーランドへ行ったら?
- Amazonで買ったものは?
というものです。
実は、同じ支出でも、仕事で使った目的や使い方によって判断が変わることがあります。
だからこそ、「○○は必ず経費になる」「絶対に経費にならない」と一概には言えません。
レシートは捨てる前に、一度確認を
「どうせ経費にならない」と思って捨ててしまうと、後から経費にしたくても証明ができません。
迷ったときは、まずはレシートを保管しておくことをおすすめします。
後から内容を確認し、事業との関連性があれば経費として計上できるケースもあります。
まとめ
経費になるかどうかを判断する基準は、とてもシンプルです。
「その支出は、事業のために必要だったか?」
この視点で考えることが大切です。
そして、「迷ったら捨てない」。
これが一番重要です。
レシートを残しておけば、経費にできる可能性を後から検討できますが、捨ててしまえば確認することもできません。
「これって経費になりますか?」お気軽にご相談ください
経費の判断は、金額ではなく「事業との関係性」が重要です。
そのため、同じ買い物でも、事業内容や使い方によって結論が変わることがあります。
山田税理士事務所では、「こんなこと聞いていいのかな?」というご相談も歓迎しております。
「このレシートは経費になる?」
「家賃はどこまで経費にできる?」
「按分はどう計算すればいい?」
そんな疑問がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
ちょっとしたご相談が、大きな節税につながることも少なくありません。







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