確定申告で住民税から会社にバレない方法とは?
こんにちは、山田税理士事務所の副所長、山田千比呂です。
最近、副業でフリーランス活動をされている会社員の方から、こんな相談が増えています。
「副業の確定申告ってどうするの?」
「会社にバレずに住民税を払うにはどうしたらいいですか?」
副業OKな会社も増えてきましたが、
まだまだ「バレたくない」と思っている方は多いですよね。
今回は、そんな方のために
「副業をしていることを会社にバレずに確定申告・住民税を処理する方法」を、できるだけわかりやすく解説します!
1|副業が会社にバレる一番の原因は「住民税通知」
「確定申告をしたらバレる」と思っている方、多いですが…
実は、副業が会社にバレる最大の原因は
住民税の通知が会社に届いてしまうことなんです。
通常、住民税は本業の給与から「特別徴収」という形で天引きされています。
でも、副業で得た所得が申告されると、住民税が上乗せされるため、
会社「えっ?この人、なんで住民税多いの…?」
という形で、税額のズレで副業が疑われてしまうんです。
2|会社に住民税通知を送らせない方法は?
ここで知っておきたいのが、確定申告書の**“ある項目”**です。
確定申告書B様式の第2表(2ページ目)にある
【住民税・事業税に関する事項】
の中に、この項目があります👇
📌「自分で納付」にチェックを入れる!
✔「住民税の徴収方法」→「自分で納付(普通徴収)」に○をつける
この1チェックだけで、
副業分の住民税を「自分で納める」扱いにでき、会社には通知が行きません。
つまり、会社は「副業をしていること」を知らないまま、
通常通りの住民税しか見ない=バレにくくなるという仕組みです。
3|これをやっても絶対にバレないわけではない
大事なのは、「これで100%バレない」ではないということ。
✅ 会社が副業禁止規定を設けていて、役所から何かの通知を求める場合
✅ 会社に勤務時間外の行動を調査されるような特殊ケース
✅ 本業と副業で取引先がかぶってしまい、自ら話が漏れるケース
など、税務とは別ルートでバレる可能性もあります。
住民税の処理をきちんとすることで、税務上の通知から会社にバレるリスクはかなり減らせます。
4|副業の確定申告ってどこまで申告する?
副業の収入は、基本的に雑所得または事業所得として申告する必要があります。
✔ 確定申告が必要なのはこんな場合
- 年間20万円以上の所得(売上 − 経費)がある
- 所得が少なくても、住民税・国民健康保険などの影響がある
- 青色申告を使いたい人(要届け出)
「確定申告しなければバレない」は、実は非常に危険です。
無申告は税務署にバレる可能性が高く、ペナルティ(無申告加算税・延滞税など)が発生します。
5|副業バレを防ぐには“正しく申告+住民税の選択”が一番!
副業バレを防ぐには…
✅ 正しく確定申告をする
✅ 住民税を「自分で納付」にする
✅ 会社に迷惑をかけないよう、収入の管理をしっかり行う
これが、フリーランス副業者としての基本です。
また、「雑所得?事業所得?」「これ経費にしていいの?」と不安なときは、
税理士にスポットで相談するだけでも、不安をかなり減らせます。
副所長よりひとこと
副業で頑張って稼げるようになってくると、
「確定申告どうしよう」「会社にバレたくない」
という不安がセットでついてきます。
でも、正しい知識と、ちょっとした工夫があれば、
リスクを減らしながら副業を続けることができます。
山田税理士事務所では、
- 「副業で確定申告がはじめて」という方や
- 「住民税の処理がよくわからない」という方へ
LINEやZoomで、わかりやすく丁寧にサポートしています。
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