こんにちは!
山田税理士事務所の副所長、山田千比呂です。
今日は「ユーチューバーの経費って、実際どこまで認められるの?」というテーマで、
できるだけわかりやすくお話したいと思います!
副業や本業でYouTube活動をしている方も多いですよね。
でも、「どこまでが経費なのかよくわからない」という方、実はすごく多いんです。
■ ユーチューバーが経費にできる代表例
まず、基本的なところからいきましょう!
✅ 撮影・編集機材
- カメラ・ビデオカメラ・三脚・照明機材・マイクなど
✅ パソコン・ソフトウェア
- 動画編集用PC、編集ソフト(Adobe Premiere、Final Cutなど)
✅ 通信費
- 自宅のWi-Fi代や、取材・撮影用のモバイルWi-Fi代
✅ ロケ費・交通費
- 撮影のための移動代、取材先への交通費
✅ 小道具・衣装
- コスチュームや、動画に必要な小道具、メイク用品などもOK
✅ 賃貸物件の一部(家賃)
- 自宅で撮影や編集をしている場合は、面積割合で一部を経費にできることも!
✅ サブスク費用
- BGMや効果音のダウンロードサイト(Artlist、Epidemic Soundなど)の利用料
✅ 打ち合わせ費用
- 他クリエイターとの打ち合わせのカフェ代など(あくまで業務上)
■ 注意すべきポイント
ここ、めちゃくちゃ大事です!
- **プライベートと完全に分けられないものは「按分(あんぶん)」**が必要です。
たとえば、普段も使うパソコンは「仕事7割・プライベート3割」みたいな考え方。 - 動画に関係ない私的な支出は経費にできないです。
友達とのご飯、単なる趣味の買い物、これはダメ。 - 領収書・レシートは必ず保存!
あとから「これ何に使ったんですか?」と聞かれてもすぐ説明できるようにしておきましょう!
■ 実際にあった!よくある「これ経費になるの?」Q&A
Q. 撮影用にゲーム機を買ったんだけど、経費になる?
→【ケースバイケース】
YouTubeでゲーム実況しているなら経費OK。ただし私的利用も多いなら割合で按分します。
Q. 自分の洋服やアクセサリーは?
→【動画の演出目的】で購入したならOK。それ以外はアウト。
Q. 自宅の電気代って?
→「撮影・編集で使った分」だけなら一部を経費にできる可能性あり。ただし慎重に。
副所長からひとこと
税務署は「副業だから厳しい」ということはありませんが、
「副業でも本気でやっているか?」を結構見ています。
だから、
- 必要な領収書をきちんと保管する
- プライベートと仕事を分ける
- しっかり申告する
これがすごく大事です!
もし「これは経費になるかな?」「税金どうなるんだろう?」と不安な方は、
まずは気軽にLINEで相談してくださいね!
山田税理士事務所は、
動画クリエイター・SNS副業世代を全力応援しています!
【まとめ】ユーチューバーの経費一覧
経費にできるもの | 注意点 |
---|---|
撮影機材、パソコン、編集ソフト | 業務割合による按分が必要な場合あり |
通信費、交通費、取材費用 | 仕事目的かを説明できるように |
小道具・衣装、音源サブスク代 | 動画の演出目的ならOK |
家賃の一部、電気代の一部 | 面積割合や使用時間で按分 |
(副所長 山田千比呂)
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